ソーラーパネルがあれば電力を自給できるので災害対策やアウトドアのために購入を考えている人もいるのではないでしょうか。
でも、ソーラーパネルとポータブル電源のつなぎ方がよくわからない、接続するときの注意点ってあるのと思っている方も多いと思います。
接続コネクタは数種類ありますし、接続するときには注意点もあります。
これらを理解して接続しなければ効率的に充電できないばかりか思わぬ故障なんてことにもなってしまう可能性があります。
そこで今回はソーラーパネルとポータブル電源の接続方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
- ソーラーパネルとポータブル電源の正しい接続方法がわかる
- 接続時の注意点がわかる
- ソーラーパネル付きポータブル電源の選び方やおすすめ商品がわかる
ソーラーパネルとポータブル電源の接続方法
MC4コネクタ
MC4コネクタはソーラーパネルで多く使われている出力規格です。
特徴は高い防水性、耐久性。
スムーズに接続でき、外れにくいというメリットもあります。
屋外でのソーラーパネルを使用する際によく使われています。
DCプラグ
DCプラグはACアダプターなどを使い、DC電源に接続する時に使われる円型状のものです。
ノートパソコンや小型家電でよく見かけますね。
簡単に接続でき、扱いが簡単ですが、防水や耐久性能が他に比べると少し劣ります。
雨や埃っぽい環境で使う時は注意しなければいけません。
また、機器によってサイズが違うので、適合しているかどうかの確認が必要です。
XT60・XT60iコネクタ
XT60・XT60iコネクタの特徴は小型・軽量でありながら、高電流を流せることです。
高電流に適応したコネクタなので、電動自転車やドローンなどの接続に利用されています。
また、接続部の形がシンプルなので使いやすいこともメリットです。
アンダーソンコネクタ
アンダーソンコネクタは、アンダーソンパワーポールズ社が作る電源コネクタです。
高電流にも適しているので、厳しい環境でも使うことができます。
そのため、大型のソーラーパネルや産業用の機器の充電にも使われています。
ソーラーパネルとポータブル電源を接続する手順
1.ソーラーパネルに太陽光が効率的にあたるように角度を調節して置く
角度があるほうが太陽光を効果的に受け取ることができるので、一定の角度に調整したほうがいいのです。
地域ごとに角度は変わりますが、一般的には南向きで30度がよいとされています。
2.ポータブル電源に互換性のあるケーブルを接続する
ケーブルの形状が合っていることをチェックして、しっかりと差し込み固定します。
接続が確実にできていないと、充電ができない可能性があります。
3.ソーラーパネルにもう一方のケーブルを接続する
2.と同じように、ケーブルの形状が合っているかを確認ししっかりと差し込みましょう。
接続する手順は複雑ではないですが、正しい手順で行わないと故障の原因にもなります。
これらの手順を事前に頭に入れておくと、スムーズに行えますね。
接続後はポータブル電源の表示などで充電ができているかを確認してください。
ソーラーパネルとポータブル電源の互換性は?
ソーラーパネルとポータブル電源に互換性があるということは正常に充電するためにはとても大切です。
ソーラーパネルの多くは接続ケーブルがついていますが、接続するポータブル電源の入力端子と異なる場合があります。
購入した後に実は互換性がなかったという事態は避けたいですよね。
そのためには購入前にしっかりと互換性を確認しましょう。
ポータブル電源の仕様がソーラーパネルに適応していれば、市販のケーブルで接続することもできますが、セット販売なら間違いなく使うことができるので安心です。
ソーラーパネルとバッテリーやポータブル電源は直結できる?
ソーラーパネルとポータブル電源は直結して充電することができます。
しかし、ソーラーパネルから車などのバッテリーは直結して充電することはできません。
充電の制御・管理を行うために必ずチャージコントローラーを使ってください。
チャージコントローラーを使用しないと、過充電や過放電が起こり、バッテリーの劣化や膨張を引き起こす危険があります。
他社のポータブル電源とソーラーパネルは接続できる?
ソーラーパネルとポータブル電源の仕様が適合しており、ケーブルの接続端子が一致すれば接続し、充電できる場合が多いです。
しかし、メーカーや機種によっては他の会社の製品との使用を推奨していなかったり、万が一故障した場合の保証の対象外になることがあります。
しっかりと事前に確認することが必要です。
ソーラーパネルとポータブル電源を接続する際の注意点
ソーラーパネルとポータブル電源を接続する際は、安全性と発電効率をよくするために注意点があります。
3つの主な注意点を挙げますね。
1.ソーラーパネルとポータブル電源の接続端子の互換性
お互いの接続端子の形状が一致していることが必要です。
形状が違うのに無理に接続を試みると端子が壊れたり、接触の不具合で最悪故障の原因にもなります。
2.入出力仕様の互換性
ソーラーパネルの出力電圧とポータブル電源の入力仕様が適合していなければなりません。
仕様が適合していないと、充電効率が低下したり製品が故障するリスクが高まります。
3.ソーラーパネルの複数使用
発電量を増やすためにいくつかのソーラーパネルを接続して使いたいと思う方もいるのではないでしょうか。
その際は下記の直列・並列接続の法則を知っておかなければなりません。
- 直列接続では電圧が足し算され、電流は一定量です
- 並列接続では電流が足し算され、電圧は一定量です
ポータブル電源の入力仕様を超えないようにソーラーパネルを適切に組み合わせる必要があります。
そうでなければ、製品の故障や発火してしまう危険があります。
ソーラーパネル付きポータブル電源の選び方
ソーラーパネルがあると「使いきって電力がなくなる」というポータブル電源の最大の欠点を補うことができます。
ポータブル電源を購入する時はソーラーパネル付き製品の購入を選ぶと互換性が保証されており安心です。
そこで、ソーラーパネル付きポータブル電源の選び方についてまとめました。
1.最大出力
最大出力とはソーラーパネルが発電できる電気量のことです。
最大出力は数値が大きいほど多くの電力を作ることができます。
ポータブル電源への充電ならば100W以上の大出力タイプをおすすめします。
小出力のソーラーパネルだと充電に時間がかかります。
2.サイズ
出力が大きくなればなるほど大型のソーラーパネルになるため、置くスペースを確保できるかどうかの検討が必要です。
また、アウトドアでの利用を考えている方は携帯性についても確認したほうがいいですね。
3.防水・防塵性能
ソーラーパネルは主に屋外で使うので、突然の雨や砂ぼこりの可能性も否定できません。
IP68などの防水・防塵性能についての確認をしておくと安心です。
ソーラーパネルセットのおすすめポータブル電源
ソーラーパネルとポータブル電源を組み合わせると、どこででも電力を確保できるので心強いですよね。
そんなセット製品のおすすめを高い技術力と機能性を誇るエコフローより、紹介します。
セット商品だと互換性があるためスムーズに接続でき、安全性も保証されているので安心してすぐに使えます。
EcoFlow RIVER 2 Max + EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2
コンパクト設計ながら500Wの定格出力なので多くの家電製品を動かすことができます。
充電方法は4通りあるのでいろいろな状況で電力を確保できます。
業界トップクラスの高速充電が魅力のエコフロー製品。
ACコンセントだとたった60分、付属の160Wソーラーパネルだと最速4時間でフル充電できるのです。
さらにソーラーパネルを2枚接続して使えば、なんと最速3時間でのフル充電が可能です。
ソーラーパネルは高い発電効率と、IP68の防水性能を持っており、アウトドアでも活躍間違いなしの魅力的なセット商品です。
\ 高速充電&高寿命の技術力!/
ソーラーパネル ポータブル電源 接続方法について知恵袋などに投稿される質問4選
まとめ:適切な接続方式で!
今回はソーラーパネルとポータブル電源の接続方法や注意点などについて解説しました。
ソーラーパネルで充電できればアウトドアや非常時で電力が確保でき、また日常使いすると節電効果も期待できます。
これらのメリットが生かせるように、正しいコネクタの選択や接続の手順を理解し、注意点を意識することが大切です。
セット販売している製品だと接続もスムーズですし、なにより安心です。
この記事で紹介したおすすめ商品をぜひ試してみてください。
今回の記事が少しでも参考になればうれしいです!
コメント