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非常用電源で家庭用におすすめ商品は?防災や災害で必要?おすすめのポータブル電源

非常用電源 家庭用 おすすめ

最近、ポータブル電源の性能が向上しており、災害などで停電した時のための電気の準備が現実的になっています。

防災グッズのひとつとしてポータブル電源の購入を考えている人も多いのではないでしょうか?

ただ、種類が多すぎて「どう違うのか」「何をポイントに選べばいいのか」「家族の安全を守るためにどのくらいの容量が必要なのか」など、迷うことが多いと思います。

そこで今回は、非常用電源として家庭用におすすめのポータブル電源や選び方のポイントについてまとめてみました。

「安いものを買って失敗した」というようなことがないように、ぜひ参考にしてください!

この記事で分かること
  • 非常用電源で家庭用におすすめのポータブル電源が分かる
  • 防災用非常用電源の必要性が分かる
  • 後悔しないポータブル電源の選び方がわかる
目次

非常用電源で家庭用におすすめ商品は?

EcoFlow ポータブル電源 DELTA 2

画像:エコフロー公式

定格出力1500W、バッテリー容量1024Whと高出力・高容量。

一般的な家電の90%以上で使えるので非常用電源としては十分な機能を持っています。

パススルー機能があるので充電しながら家電を動かすことも可能です。

災害時の機能として心強いですね。

また、ソーラーパネルの充電にも対応しています。

ソーラーパネルは電気を自給自足できるので、停電が長期化する時はあってよかったと思う機能です。

定格出力1500W
バッテリー容量1024Wh
サイズ40.0 x 21.1 x 28.1 cm
重量約12kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)143000円(税込)

EcoFlow ポータブル電源 DELTA Pro

画像:エコフロー公式

定格出力3000W、バッテリー容量3360Whなのでほとんどの家電を気にすることなく使うことができます。

AC給電ポートは5つと多めなので、複数の家電を同時に動かすこともできます。

パススルー機能があるので充電しながら家電を動かすことも可能なので、家族が多いご家庭での非常用電源におすすめです。

ただ、キャスターと伸縮ハンドルがついていますが、45kgと重いので持ち運べるかどうかの検討が必要です。

定格出力3000W
バッテリー容量3600Wh
サイズ63.5 x 28.5 x 41.6 cm
重量約45kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)440000円(税込)

Jackery ポータブル電源 1000 Plus

画像:ジャクリ公式

バッテリー容量1264Wh、定格出力が2000Wと大容量のため、ほぼ全ての家電を動かすことができます。

使用時間の制限はありますが、扇風機はもちろん、暖房器具やドライヤー、冷蔵庫まで動かせるので停電が起こっても、いつもと変わらない暮らしができます。

最大3つまでバッテリーを追加でき、バッテリー容量を5kWhまで拡張できるため、数日間の電力確保が可能になります。

定格出力2000W
バッテリー容量1264Wh
サイズ約356 x 260 x 283 mm
重量約14.5kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)168000円(税込)

BLUETTI AC180 大容量ポータブル電源

画像:BLUETTI公式

バッテリー容量は1152Whと特別に大きいとは言えませんが、定格出力は1800Wと大きく、ほとんどの家電を動かすことができます。

同程度の容量の他社のポータブル電源と比べて、価格が控えめなので、コスパ重視の方にはおすすめの製品です。

5年間保証や使用後の製品回収サービスもついており、安心して使用することができます。

定格出力1800W
バッテリー容量1152Wh
サイズ約340mm × 247mm × 317mm
重量約16.4kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)139800円(税込)

Jackery ポータブル電源 300 Plus

画像:ジャクリ公式

高価なポータブル電源でなく、「とにかくスマホの充電分を確保できればいい」という方におすすめのポータブル電源です。

容量や出力は少ないですが、スマホの充電は約14回、扇風機は約4.5時間、電気毛布約4時間と防災用として準備しておくと心強い製品です。

ソーラーパネルでの充電にも対応しています。

定格出力300W
バッテリー容量288Wh
サイズ約230 x 155 x 167mm
重量約3.75kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)39800円(税込)

家庭用の非常用電源装置とは?

非常用電源とは、災害や停電のような電気が使えない状況の時に使うことのできる電源のことです。

つまり、家庭用の非常電源装置とは非常時に自分や家族のために必要な電力を供給できる電源ということになります。

家庭用の非常用電源装置の中で最もおすすめなのが、ポータブル電源です。

その理由をあげてみます。

ポータブル電源がおすすめな理由
  • コンパクト設計なので持ち運びが簡単で置き場所に困らない
  • 取り扱いが簡単ですぐに使える
  • 出力ポートの種類が多く、さまざまな機器や充電デバイスを同時に接続できる
  • LEDライトが搭載されている機種も多く、明るさを確保できる
  • 静音性があるので、静かな環境を維持できる

災害や停電の非常時に電気が使えるのと使えないのとでは、安全面や快適さに大きな差が出ます。

環境が整わなければ、健康を崩しかねないリスクも大きいです。

気持ちの余裕も全く違いますよね。

家庭用の非常電源装置があれば、電力の復帰まで快適に安心して過ごすことができます。

ポータブル電源を購入する価値は大きいのではないでしょうか。

ポータブル電源は防災で必要か?

ポータブル電源は災害にいらない?

ポータブル電源は災害時にいらないという意見も確かにあります。

いらないと思う方の具体的な理由をまとめました。

  • 災害にあう確率は低いので準備しても無駄になるのでは
  • 電気は復旧が早く、避難所でも電源は確保できるので個人で持たなくてもいい
  • モバイルバッテリーで十分
  • 価格が高すぎる

確かに災害時のライフラインの復旧は電気→水道→ガスの順で行われ、最初に復旧するのは電気です。

しかし、東日本大震災の時は電気の復旧に最大90日近くかかった地域もありました。

電源を全く確保できない期間が長くなると下記のようなリスクもあります。

  • スマホが使えず家族と連絡をとったり情報収集ができない
  • 食料の冷蔵保存や調理ができず非常食しか食べられない
  • 冷暖房が使えず体調をこわしてしまう
  • 照明がないと夜間の活動が制限されたり事故のリスクが高まる

災害にあう確率はゼロではありません。

電源が確保できないと食事や健康管理、自分の身を守る情報収集などが難しくなり、場合によっては命にかかわる問題になってしまうこともあります。

このようなことを回避するために、いつでも電力が使える状況をつくっておくのは大切ではないでしょうか。

ポータブル電源は買うべきか?

災害時にポータブル電源を利用するメリットをまとめました。

ポータブル電源のメリット
  • スマホやラジオの充電ができるため安否確認や最新の情報を得ることができる
  • 冷暖房がつかえ、周りの温度が調整でき快適に過ごせる
  • 食べ物の保存や調理ができ、非常食以外のものも食べることができる
  • 復旧が遅れても電力があることで安心感があり、避難生活に余裕をもてる

お年寄りやお子様のいる家庭は電力がないことで体調を崩す可能性が高いので、準備しておくメリットは大きいです。

災害対策の一つとしてポータブル電源の購入を検討する価値は十分ありますね。

災害時ポータブル電源の使い方

災害時にポータブル電源を使う注意点についてまとめました。

❶ 優先順位を決める

使える電気の量が限られているため計画的に使う必要があります。

まず最優先されるのが連絡や情報収集に必要なスマホやラジオ。

次に体調管理のための食事や冷暖房、安全確保のための照明などといった使い方を考えます。

また、フル充電した状態で保管しておくことも大切です。

❷ 安全に使用する

一度に多くの機器を使うといった負荷の大きい使い方を避けることが必要です。

また、水濡れ・ホコリ対策のためケースやカバーを使用することをおすすめします。

❸ 長期停電に備えてソーラーパネルを準備しておく

充電していた電力もいつかはなくなってしまいます。

停電が長期になったときのためにソーラーパネルを準備しておくことは効果的です。

特に維持費がかかるわけではなく、普段の節電用にも使えますよ。

家庭用非常用電源にソーラーパネルは必要?

災害時の電力確保のためにソーラーパネルは非常に役に立ちます。

ポータブル電源の最大の弱点は「電力を使いきったら終わり」ということです。

ソーラーパネルがあれば、電力を作り出すことができ、ポータブル電源の弱点を補うことができます。

ポータブル電源のとソーラーパネルをできるだけセットで準備できるように、ソーラーパネル込みでの予算を立てることをお勧めします。

日常使いをすると節電にもなりますよ。

後悔しないポータブル電源の選び方

失敗しないポータブル電源の選び方のポイントです。

ポータブル電源の選び方のポイント項目
  • コンセント出力
  • バッテリー容量
  • 充電方法
  • 大きさ・重量
  • 寿命
  • 安全・安心

1つずつ見ていきましょう。

❶ コンセント出力

ポータブル電源の用途が決まっていれば、その用途に合わせた出力量を選びます。

もし、使う家電が未定の場合はコンセント出力1500W以上の機種の中から選ぶのがおすすめです。

なぜ1500W以上かというと、日本の場合は壁のコンセントで使える電力は1500Wが上限。

つまり、日本国内で売られている家電は1500Wあれば動くということなので、ほぼどんな家電でも使えます。

コンセント出力が大きいものは予算オーバーという方は、予算の範囲内で買える最も容量の大きなものを選ぶという方法もあります。

❷ バッテリー容量

こちらも大きいほうが安心です。

予算内で最大のものを選びましょう。

大体の目安はというと、1人なら1000Wh、2人なら1000~2000Wh、3人以上なら2000Wh以上になります。

❸ 充電方法

基本の充電方法は、ACコンセント・シガーソケット・ソーラーパネルの3つになります。

急速充電ができる機種では電気がきているエリアまで移動し、短時間で充電して持ち帰ることができますね。

❹ 大きさ・重量

持って移動できる大きさと重量を選びましょう。

容量が大きくなるとポータブル電源自体も大きくなるのでバランスが必要になってきます。

❹ 寿命

リチウムイオン電池よりもリン酸鉄リチウムイオン電池のほうが寿命が長いです。

1日1回放電するとして、約10年間は性能が維持されると言われています。

❺ 安全・安心

日本語によるサポートや長期の保証、寿命を迎えたポータブル電源の回収などサポート体制がしっかりしていることが安心につながります。

補足ですが、買わない方がいいポータブル電源の特徴も挙げてみます。

買った後にそのメーカーがなくなっている場合も実際にあるようなので注意が必要です。

高機能なのにすごく安いなど、価格と機能が釣り合っていない
保証やサポートなどの安全性への説明がない
日本語の説明が不自然など、なんとなく怪しい

条件別・防災や災害時におすすめポータブル電源

ソーラーパネル付き家庭用非常用電源

EcoFlow DELTA 2+160W片面ソーラーパネルGen2 セット

画像:エコフロー公式

太陽光がしっかり当たっていれば、フル充電までの時間は3~6時間。

(400Wソーラーパネル1枚もしくは220W両面受光型ソーラーパネル2枚を直列接続した場合の時間です)

災害により停電が数日以上続くとポータブル電源に蓄えた電気はなくなってしまいます。

そのような場合に備えてソーラーパネルで電気が自給できると「使いきったら終わり」という弱点を補完できますね。

ポータブル電源とソーラーパネル込みでの予算をたててもいいかもしれません。

お手頃価格のポータブル電源

Jackery ポータブル電源 400

画像:ジャクリ公式

定格出力200W、バッテリー容量403Whのコンパクトなポータブル電源です。

使える家電は限られていますが、スマホはもちろん、ノートパソコンの充電や電気毛布、扇風機の使用ができるので停電時の電源としてあれば安心できます。

スマホ充電は約22回、ノートパソコンは約5.5回のフル充電ができます。

価格も5万円以下(公式HP価格)なので予算が組みやすいのではないでしょうか。

大容量のポータブル電源

DELTA Pro3

画像:エコフロー公式

4096Whのバッテリー容量があるこのポータブル電源1台で、ご家庭で必要とされる電力をほぼカバーできるでしょう。

電力が高めの家電製品も同時に使用することができます。

より安定した純正弦波出力なので安心感もあります。

非常用電源としても心強いですね。

ただ、容量が大きいとどうしても重くなってしまいます。

キャスターと伸縮ハンドルがついていますが、約51kgの本体が適正かどうかの検討が必要です。

定格出力3600W
バッテリー容量4096Wh
サイズ69.3 x 34.1 x 41.04 cm
重量約51.5kg
電池素材リン酸鉄リチウムイオン電池
価格(公式HPより)539000円(税込)

業務用の非常用電源

Jackery ポータブル電源 2000 Pro

画像:ジャクリ公式

定格出力2200W、バッテリー容量2160Whというジャクリ最高クラスの大容量ポータブル電源です。

建築現場やイベント会場などの屋外で固定電源が使えない場所でも、安定した電力を確保することができます。

非常用電源 家庭用 おすすめについて知恵袋などに投稿される質問4選

ポータブル電源1000Wで何時間使えますか?

ポータブル電源1000Wで使える時間は、バッテリー容量(Wh)と使用する機器の消費電力によります。

例えば、バッテリー容量が1000Whの電源を消費電力100Wの機器で使用する場合の計算は、「1000Wh ÷ 100W = 10時間」で10時間使用可能です。

災害時にポータブル電源は買うべきか?

災害時にポータブル電源があると、スマホなどから最新の情報を得ることができ、冷暖房や食生活の向上で健康が維持でき、安心感による気持ちの余裕につながるなど様々なメリットがあります。

予算が許すならば災害時のためにポータブル電源を買うことをおすすめします。

ポータブル電源にソーラーパネルを繋ぎっぱなしにしておくとどうなる?

ポータブル電源にソーラーパネルを繋ぎっぱなしにしておくと、電池が早く劣化してしまいます。

太陽光がある限り継続して充電が行われるので、常に自然放電と充電を繰り返すことになるためです。

ポータブル電源でエアコンは動かせますか?

エアコンの消費電力に対応できるポータブル電源であれば動かすことができます。

起動時の最大電力に対応するかどうかも確認が必要です。

まとめ:非常時の備えはお早めに!

非常用電源として家庭用でおすすめのポータブル電源についてご紹介しました。

災害はいつ起こるかわからず、また災害にあう可能性はゼロではありません。

ポータブル電源により、非常時のために電気の準備が可能となりました。

健康や命を守るための対策としても重要であるといっても過言ではありません。

防災のためにお早めに準備することをおすすめします!

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