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ポータブル電源でIHクッキングヒーターは使える?災害時キャンプにも電気コンロを紹介

ポータブル電源 ihクッキングヒーター

アウトドアや災害時に、ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使えたら便利ですよね。

IHクッキングヒーターは消費電力が大きいですが、ポータブル電源の性能も向上し、高出力のモデルが増えています。

しかし、すべてのポータブル電源でIHが使えるわけではありません。

消費電力や出力条件をクリアしないと、電源が落ちたり、うまく動作しなかったりすることも。

この記事では、ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使用するための条件や、おすすめのポータブル電源を詳しく紹介します。

キャンプや車中泊、災害時に電気調理器を活用したい人は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

この記事で分かること
  • ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使う条件
  • ポータブル電源を使うメリット・デメリット
  • IHクッキングヒーター対応のポータブル電源の選び方
  • おすすめのポータブル電源&電気コンロ
  • よくある質問&疑問解決
目次

ポータブル電源でIHクッキングヒーターは使える?

結論から言うと、小型のIHクッキングヒーターであれば多くのポータブル電源で使うことが可能です。

家庭用の一般的なIHクッキングヒーターは、消費電力が大きいため、すぐにポータブル電源の残量がなくなってしまいます。

卓上IHクッキングヒーターの消費電力は、一般的に1,000Wから1,400W程度で、これを上回る出力のポータブル電源であれば使用できます

また、調理のために一定時間使用することを考えると、バッテリー容量が大きいものがおすすめです。

次の章では、IHクッキングヒーターをポータブル電源で使うために必要な条件を詳しく解説します。

ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使うための条件

IHクッキングヒーターを使いたい人は、次の3つの条件をクリアしたポータブル電源を選びましょう。

1. 定格出力1500W以上

IHクッキングヒーターの消費電力は1000W~2000Wのため、ポータブル電源の定格出力が1500W以上あると安心です。

ピーク出力も2000W以上のモデルが望ましいです。

2. バッテリー容量1000Wh以上

消費電力が大きいため、小容量のポータブル電源では長時間使用できません。

1000Whの電源なら1000WのIHで約1時間使用可能なので、1000Wh以上の容量を持つモデルがおすすめです。

3. 純正弦波インバーターを搭載

IHクッキングヒーターは安定した電力供給が必要なため、純正弦波インバーターを搭載したポータブル電源を選びましょう。

純正弦波インバーターは高いエネルギー効率を持ち、発熱量も少ないため、IHクッキングヒーターの性能と寿命を向上させる効果も期待できます。



ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使うメリット・デメリット

ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使うことで、アウトドアや災害時でも手軽に調理ができるようになります。

一方で、消費電力の大きさなどのデメリットもあるため、よく理解してから選択してください。

メリット

1. 火を使わずに安全に調理できる

IHクッキングヒーターは ガスを使わないため、火災のリスクが低く、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使えます。

キャンプや車中泊でも、テントや車内で安心して調理できるのが魅力です。

2. 燃料不要で環境に優しい

ガスバーナーや薪ストーブとは違い、燃料の補充が不要。

電気だけで加熱できるため、環境に優しく、CO2排出量を抑えられるのもメリットです。

3. 煙や臭いが出にくい

ガスコンロや炭火と違い、煙やススが発生しないので、屋内や車内での調理にも適しています。

換気の手間が少なく、衛生的に料理ができる点も便利です。

4. 調理の火力調整が簡単

IHクッキングヒーターは温度調整が細かくできるため、料理の仕上がりが安定します。

アウトドアでもガスの火力調整に苦戦することなく、美味しく調理が可能です。

デメリット

1. 消費電力が大きく、バッテリー消費が激しい

IHクッキングヒーターの消費電力は1000W~2000Wと高く、ポータブル電源のバッテリーを一気に消耗します。

例えば、1000Whの電源で1000WのIHを使うと約1時間しか持たないため、長時間の調理には向いていません。

2. 高出力のポータブル電源が必要でコストがかかる

IHクッキングヒーターを動かすには、1500W以上の定格出力を持つポータブル電源が必要です。

このクラスのポータブル電源は価格が高く、10万円以上することも珍しくありません。

3. 持ち運びに不便

大容量のポータブル電源はサイズが大きく、重量も10kg以上になることが多いです。

キャンプや車中泊には便利ですが、持ち運びには不向きな場合もあります。

4. 一部のIHクッキングヒーターは動作しないことも

IHクッキングヒーターによっては、ポータブル電源の出力と相性が合わず、動作しないケースもあります。

特に、疑似正弦波のポータブル電源では比較的安価ですが、IHがうまく機能しない可能性があります。

IHクッキングヒーターを使いたい時のポータブル電源の選び方

ポータブル電源でIHクッキングヒーターを使用するには、消費電力に対応できる高性能なモデルを選びましょう。

選び方を間違えると、電源が落ちたり、十分な加熱ができなかったりするため、以下のポイントを押さえてください。

1. 定格出力1500W以上のモデルを選ぶ

IHクッキングヒーターの消費電力は1000W~2000Wが一般的なため、ポータブル電源の定格出力が1500W以上でないと動作しません。

瞬間的な電力変動も想定し、ピーク出力2000W以上のモデルを選ぶのが理想です。

2. バッテリー容量は1000Wh以上が理想

ポータブル電源の容量が小さいと、すぐにバッテリー切れになります。

たとえば、1000WのIHヒーターを使う場合、1000Whの電源なら約1時間の使用が可能。長時間の調理には1500Wh以上の大容量モデルを選びましょう。

3. 純正弦波インバーター搭載のものを選ぶ

IHクッキングヒーターは、電圧の波形が安定しないと誤作動を起こすことがあります。

純正弦波インバーター」を搭載しているポータブル電源なら、安定した電力供給が可能で、安全にIHを動かせます。

4. AC出力ポートの有無を確認

IHクッキングヒーターを使用するには、AC出力(家庭用コンセント対応)のあるポータブル電源が必須。

USBポートしかないモデルでは使えないため、購入前に必ずチェックしましょう。

5. 持ち運びしやすさも考慮

大容量のポータブル電源は重量が10kg以上になることも。

キャンプや車中泊で頻繁に移動させるなら、持ち手付きで重量20kg以下のモデルを選ぶと扱いやすいです。


これらの条件を満たしたポータブル電源を選べば、アウトドアや災害時でもIHクッキングヒーターを安心して使用できます。

IHクッキングヒーターが使えるおすすめのポータブル電源

ihクッキングヒーターが使えるおすすめのポータブル電源

IHクッキングヒーターをポータブル電源で使用するには、1500W以上の出力と大容量バッテリーを備えたモデルがおすすめです。

1. EcoFlow DELTA 2(1500W出力 / 1024Wh)

引用元:エコフロー

おすすめポイント
1500Wの高出力(ピーク出力1900W)でIHクッキングヒーターにも対応
1024Whのバッテリー容量で約1時間のIH調理が可能
✅ 急速充電対応で80分でフル充電できる
容量最大3040Whまで拡張バッテリーで増強可能

こんな人におすすめ
キャンプや車中泊でIHを短時間使用したい方や、急速充電が必要な方に最適。


2. Jackery ポータブル電源 1500(1800W出力 / 1534Wh)

引用元:ジャクリ

おすすめポイント
定格1800W / ピーク出力3600WでIHクッキングヒーターを安定稼働
1534Whのバッテリー容量で約1.5時間の調理が可能
✅ ソーラーパネル充電対応で長期のアウトドアや災害時にも便利
コンパクト設計(約16kg)で持ち運びやすい

こんな人におすすめ
キャンプや災害時に備えてバランスの良い大容量ポータブル電源を求める方にピッタリ。


電気コンロが使えるおすすめのポータブル電源

電気コンロは、IHクッキングヒーターよりも消費電力が低めで、500W~1500W程度が一般的です。

1. Jackery ポータブル電源 600 Plus(800W出力 / 632Wh)

引用元:ジャクリ

おすすめポイント
定格出力800W / ピーク出力1600Wで低消費電力の電気コンロに対応
632Whのバッテリー容量で500Wの電気コンロなら約1時間使用可能
コンパクト&軽量(約7.3kg)で持ち運びやすい
ソーラーパネル充電対応で長時間の使用にも便利

こんな人におすすめ
アウトドアや災害時に短時間だけ電気コンロを使いたい人に最適。

2. EcoFlow RIVER Pro(600W出力 / 720Wh)

引用元:エコフロー

おすすめポイント
600W(ピーク1200W)出力で低消費電力の電気コンロに対応
720Whのバッテリー容量で約30~45分程度の調理が可能
容量を1440Whへ増加可能
X-Boost機能で最大1200Wの家電に対応(ただし長時間使用は不向き)
コンパクト&軽量(約7.2kg)で持ち運びしやすい

こんな人におすすめ
キャンプや車中泊用にコンパクトなポータブル電源が欲しい人におすすめ。


ポータブル電源 IHクッキングヒーターについて知恵袋などに投稿される質問4選

IH調理器をポータブル電源で何分間使えますか?

IH調理器の消費電力によりますが、例えば1000WのIHを1000Whのポータブル電源で使う場合、理論上約1時間使用可能です。

ただし、実際には電力ロスがあるため40~50分程度になることが多いです。

IHクッキングヒーターは何ワット必要ですか?

一般的なIHクッキングヒーターの消費電力は 1000W~2000W

家庭用のシングルバーナーなら1000W前後、本格的な調理をするなら1500W~2000Wが必要です。

使用する調理器具によっても異なります。

IHクッキングヒーターを使うには何アンペア必要ですか?

消費電力が1500WのIHクッキングヒーターを100Vの電源で使用する場合、15~30A必要です。

IHは普通のコンセントで使えますか?

家庭用の 100Vコンセントに対応しているIHクッキングヒーターなら使えます。

ただし、200V専用のIHヒーターは一般的な家庭用コンセントでは使用できないため、仕様を確認しましょう。

まとめ:使用する場面にあわせてアイテムを選ぼう!

ポータブル電源でIHクッキングヒーターや電気コンロを使う場合、出力・バッテリー容量・持ち運びやすさを考慮して選択しましょう。

キャンプや車中泊では、持ち運びやすい1000Wh~1500Whのモデルが便利。

一方、災害時の備えとして長時間使用したいなら、2000Wh以上の大容量モデルを検討すると安心です。

また、IHクッキングヒーターは消費電力が高いため、定格出力1500W以上・ピーク出力2000W以上のポータブル電源を選ぶのがおすすめ。

安価なモデルでは対応できないことがあるので注意しましょう。

用途に合ったポータブル電源を選べば、アウトドアや非常時でも快適に調理が可能になります。

今回紹介したおすすめのモデルを参考に、自分に最適なポータブル電源を選んでみてください!

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