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ポータブル電源の過放電は復活可能?自然放電や故障原因を調査!充電できない場合は?

ポータブル電源 過放電 復活

ポータブル電源は、アウトドアや災害時の電源確保に便利なアイテムです。

しかし長期間使わなかったり、残量が少ない状態で使い続けたりすると「過放電」してしまうことがあります。

過放電とは、バッテリーの電圧が極端に低下した状態のことで、こうなると通常の充電では復活できないケースもあります。

「ポータブル電源が動かなくなった…」「充電できないけど、もうダメなの?」と不安に思っている方もいるでしょう。

しかし、過放電してしまったポータブル電源は、適切な方法を試せば復活できる可能性があります

この記事では、ポータブル電源の過放電の原因や、復活させる方法、過放電を防ぐための対策を詳しく解説していきます。

焦らずに対処すれば、まだ使えるかもしれませんよ!

この記事で分かること
  • ポータブル電源の過放電は復活可能か?
  • 過放電の主な原因と注意すべきポイント
  • 過放電した場合の具体的な復活方法
  • 過放電を防ぐための対策
  • おすすめの過放電しにくいポータブル電源
目次

ポータブル電源の過放電は復活可能?

結論から言うと、ポータブル電源が過放電しても、適切な方法を試せば復活できる可能性はあります。

ただし、バッテリーの劣化具合やメーカーの仕様によっては、完全に使えなくなってしまうことも。

過放電すると、バッテリーの電圧が安全基準を下回り、通常の充電では充電制御が作動しないケースがあります。

この場合、特定の方法で電圧を回復させる必要があります。

一方で、バッテリーが完全にダメージを受けている場合は、復活が難しく、修理や交換が必要になることもあるので慎重に見極めていきましょう。

ポータブル電源における過放電の原因は?

ポータブル電源が過放電してしまう原因はさまざまですが、主なものは以下の4つです。

過放電の原因
  • ポータブル電源の長期間放置と自然放電
  • 不適切な環境での保管
  • ケーブルやプラグの接続が不完全
  • バッテリー残量が少ない状態での継続使用

それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。

ポータブル電源の長期間放置と自然放電

ポータブル電源は使用していなくても、1ヶ月で数%~10%程度の電力を消費し続けるため、「自然放電」が起こります。

特にリチウムイオンバッテリーを採用しているポータブル電源は、長期間放置すると電圧が低下し、過放電状態に陥る可能性が高くなります

数ヶ月~1年以上放置すると、バッテリー残量が完全にゼロになり、充電制御が効かなくなってしまうケースも。

この状態になると、通常の充電方法では復活しないケースもあり、最悪の場合、バッテリーが劣化して使用不能になってしまいます。

不適切な環境での保管

ポータブル電源の保管環境も、バッテリー寿命に大きな影響を与える要因です。

バッテリーは高温に弱く、特に夏場の車内や直射日光の当たる場所に放置すると、急激に劣化します。

高温がバッテリーに与える影響
  • 内部の化学反応が加速し、自己放電が増える
  • バッテリーセルが劣化し、電力の保持能力が低下する
  • 膨張や発火のリスクが高まる

一方、極端に寒い場所もバッテリーには悪影響を与えます。

低温がバッテリーに与える影響
  • バッテリーの電圧が下がり、自然放電の速度が上がる
  • 低温環境では化学反応が鈍くなり、充電効率が低下する
  • 過放電のリスクが高まり、バッテリーが復活しづらくなる

電化製品全般に共通することですが、湿気の多い場所やホコリの多い場所も保管場所として不向きです。

湿気・ホコリがポータブル電源に与える影響
  • 内部の回路が劣化しやすくなる
  • 端子部分の接触不良が起きやすくなる
  • カビやサビの発生につながる

ポータブル電源の保管場所としては、「風通しのよい、直射日光の当たらない室内」がベストです。

ケーブルやプラグの接続が不完全

意外に見落としがちなのが、充電時の接続不良です。

ポータブル電源の充電が正常にできていないと、気づかないうちにバッテリー残量がゼロになり、過放電になってしまうことがあります。

特にUSB-C充電器やDC入力を使用している場合は、ケーブルがゆるんでいることが多いため、接続後に充電が開始されているかどうか、ランプや画面で確認しましょう。

ケーブルやアダプターが劣化して充電できない場合は、新品に取り換えることをおすすめします。

バッテリー残量が少ない状態での継続使用

バッテリー残量がほとんどない状態(10%以下)で長時間使用し続けると、バッテリーの電圧が極端に低下し、過放電状態に陥る可能性があります。

特にリチウムイオンバッテリーは過放電を繰り返すと寿命が縮みやすいため、次のような使い方は避けたほうがよいでしょう。

NGな使い方の例
  • バッテリー残量0%近くまで毎回使い切る
  • 電池残量がない状態でしばらく放置する
  • 低電圧のまま無理に負荷の大きい電化製品を動かす

ポータブル電源は、バッテリーの劣化を防ぐために「20~30%を切ったら充電する」ことが推奨されています。


このように、様々な要因でバッテリーの過放電は引き起こされますが、最近のモデルには、バッテリーの過放電を防ぐための「オートオフ機能」が搭載されているものもあります。

確実に長く使いたい人は、最初から過放電しにくいモデルを選ぶこともおすすめですよ!

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ポータブル電源の過放電は故障の原因になる?

過放電を繰り返すと、バッテリーが劣化しやすくなり、故障の原因となります

特にリチウムイオンバッテリーは過放電に弱く、深刻なダメージを受けると安全装置が作動し、充電自体ができなくなることも。

長く大切に使いたい人は、過放電にならないように定期的に点検することをおすすめします。

ポータブル電源が過放電した場合の復活方法

ポータブル電源が過放電してしまった場合でも、適切な方法を試せば復活する可能性があります

ここでは、効果が期待できる復活方法を詳しく解説します。

長時間・複数回充電を行う

過放電したポータブル電源は、通常の充電ではすぐに反応しないことが多いです。

そのため、数時間〜数日間かけてゆっくり充電を試みることで、復活することがあります。

【具体的な手順】

  • ACアダプターを接続し、数時間放置する(電源が入らなくても継続)
  • 充電インジケーターが点灯するか確認する
  • 充電できない場合は、一度電源を抜き、別のコンセントに差し替えて再度試す
  • それでも復活しない場合は、12時間~48時間充電を続ける

ポータブル電源のリセットを行う

一部のポータブル電源には、「リセットボタン」が搭載されており、リセットを行うことで内部の充電制御が解除され、復活することがあります。

【具体的な手順】

  • 充電器を外す
  • リセットボタンを長押し(10~30秒)
  • 再び充電を試みる

機種によってはリセットボタンではなく、特定のボタン(「POWERボタン」と「DC/USBボタン」、製品背面にある小さな穴の奥のボタンなど)を長押しするパターンもあります。

説明書や公式サイトの情報を確認してみましょう。

ACアダプタをDC入力に抜き差ししてみる

Yahoo!知恵袋の中で、過放電したポータブル電源に、ACアダプターをDC入力に3〜5秒程度の周期で数十回、根気よく繰り返すと復活する可能性があるというコメントがありました。

公式の復旧方法ではありませんが、他の方法で上手くいかなかった場合は試してみてください。

公式のトラブルシューティングを試す

ポータブル電源のメーカーごとに、公式サイトで「過放電時の復旧方法」が案内されていることがあります。

特に Jackery、EcoFlow、Anker、BLUETTI などの有名メーカーは、公式サポートが充実しているので、まずはチェックしてみましょう。

カスタマーサポートへ連絡する

上記の方法を試しても復活しない場合、メーカーのカスタマーサポートに連絡するのがベストです。

万が一故障している場合、保証期間内であれば対処してもらえる可能性があるため、一度連絡してみてください。

バッテリー交換をする

ポータブル電源のバッテリーは長期間使用していると消耗するので、バッテリー交換をすると復活する可能性があります。

しかし、バッテリー交換ができる製品はあまり多くなく、jackeryEcoFlowなどの有名メーカー製品は交換ができません。

バッテリー交換ができない場合は、保証期間内であればサポートを受けられるケースもあるので、メーカーに問い合わせてください。

メーカーの有償修理を受ける

保証期間が過ぎている場合、メーカーの有償修理サービスを利用することも検討してください。

アフターフォローに優れたメーカーであれば対応してくれる可能性があります。

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ポータブル電源が過放電した場合の注意点

  • 無理に復活させようとして分解しない(感電や火災のリスクあり)
  • 急速充電器を使わず、通常の充電器でゆっくり充電する
  • 長期間放置していた場合は充電前に状態を確認する

ポータブル電源が過放電にならないための対策は?

  • 定期的に充電してバッテリー残量を維持する(バッテリー残量を50~80%の状態に保つ)
  • 適切な環境で保管する(風通しが良く、直射日光の当たらない室内推奨)
  • 過放電しにくいモデルを選ぶ

おすすめのポータブル電源

長く大切に使えるポータブル電源をお探しの人に、おすすめの製品を紹介します。

過放電しにくいポータブル電源

エコフロー:DELTA Pro

引用元:エコフロー

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した、長寿命のモデルです。

過放電・過充電を抑制するBMSや、バッテリーの負担を減らすEPSも搭載しています。

メーカー保証付きのポータブル電源

ジャクリ:ポータブル電源 1000 Pro

引用元:ジャクリ

ジャクリ1000proは、公式サイトの購入日から3年の標準保証に加え、2年の自動延長保証がついて、5年間の長期保証が受けられます。

過充電・過放電を防ぐBMSも搭載されているので、安心して使えますね。

ポータブル電源 過放電 復活について知恵袋などに投稿される質問4選

過放電の直し方は?

ポータブル電源が過放電した場合、長時間充電(12~48時間)やリセット操作を試すと復活することがあります。

それでも改善しない場合は、メーカーの公式サポートページを確認し、推奨される対処法を試してみましょう。

Jackeryの過放電で動作しなくなったらどうしたらいいですか?

Jackeryのポータブル電源が過放電で動かない場合は、ACアダプタを接続し、数時間放置して充電を試みてください。

それでも復旧しない場合は、リセット操作を行い、最終的にはJackeryのカスタマーサポートへ問い合わせるのがベストです。

完全放電してしまった時の直し方は?

ポータブル電源が完全放電すると、通常の充電では復活しないことがあります。

まずはACアダプタを抜き差ししてみる、長時間充電を試す、リセット操作を行うなどを実施し、それでも回復しない場合はメーカー修理を検討しましょう。

バッテリーの過放電で寿命はどのくらいですか?

過放電を繰り返すと、バッテリーの劣化が進み、寿命が大幅に短くなることがあります。

1回の過放電で使えなくなるというわけではありませんが、何度も過放電を繰り返すと、充電できなくなるリスクが高まります。

まとめ:あわてずに対処法を試してみよう!

ポータブル電源の過放電は、適切な方法を試せば復活する可能性がありますが、繰り返すとバッテリーの劣化が進み、最終的には使用不能になるリスクが高まります。

1回の過放電ですぐに寿命が尽きるわけではありませんが、頻繁に起こすと充電できなくなることも。

過放電を防ぐには、定期的に充電する・適切な環境で保管する・バッテリー残量が少なくなる前に充電することを心がけてください。

もし過放電してしまった場合は、長時間充電やリセット操作を試し、それでも復活しない場合はメーカーサポートを利用しましょう。

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